スペイン魅力の都市めぐり
♪♪ 今から15年前に‘スペイン’に行った時の思い出です。♪♪
1.面積 50.6万km2(日本の約1.3倍)
2.人口 約4,272万人(2003年12月)
3.首都 マドリード(マドリード市人口約310万人)(2003年12月)
4.人種 スペイン人
5.言語 スペイン(カスティージャ)語(バスク語、カタルニア語、ガリシア語が地方によっては使用されている。)
6.宗教 憲法上の信仰の自由が保障されている(但しカトリック教徒が圧倒的多数)
出発日 平成2年(1990年)8月26日(日)
ツアー名 東京発 スペイン魅力の都市めぐり 8日間
日程
1(8/26) 東京 → 成田発 →空路→ マドリッド着
夜 マドリッド着 マドリッド泊
2(8/27) マドリッド滞在 マドリッド泊
3(8/28) マドリッド →列車→ グラナダ(8時間)出発まで自由行動 車中泊
4(8/29) グラナダ滞在 グラナダ泊
5(8/30) グラナダ → バルセロナ バルセロナ泊
6(8/31) バルセロナ滞在 バルセロナ泊
7(9/1) バルセロナ → 成田 出発まで自由行動
午後:空路帰国の途に 機中泊
8(9/2) 午前:成田着
● 第1日目(8/26)
・14;25 ルフトハンザドイツ航空(711便)東京発 → フランクフルト
* 定刻どおり出発 ソ連上空の北周り
* 16:00に「麺、かっぱ巻き」等の機内食
* 約30人のジェットツアー
・19:10 フランクフルト着
・20:20 ルフトハンザドイツ航空(1926便) → マドリッド
・22:45 マドリッド着
着後、ホテル(オテル・レジデンシア・フロリダ・ノルテ)泊
● 第2日目(8/27)
♪今日の予定♪
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午前:マドリッド市内観光(王宮、プラド美術館 等)
午後:自由行動
夜:フラメンコ・ディナー&ショー
マドリッド泊
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7:00AM 起床
窓の外は、まだ暗い。7:50AMごろよりようやくしらじらと夜明けとなり驚く。
9:00AM ホテル・ロビーに集合
コンチネンタル・スタイルの朝食,誰でも出入り自由に思われたので、治安が悪い
午前 バスでマドリッド市内観光
アルカラの門→ベラスケス通り→ゴヤ通り→コロンブス広場(テラサデコロン)→シベリウスの噴水→スペインBK→オリエンテ広場→王立オペラの所 フェテリア オリエンタ(由緒あり)
アランヘルス
ドンキホーテ、サンチョパンサの像とアルカラの門
ドンキホーテ、サンチョパンサの像は、ホテルプラザの前にある
スペイン広場(ドン・キホーテのいる広場)グラン・ビアの北西端にある広場
グラン・ビア通りはマドリッドの銀座通りで、終点がスペイン広場になる。
王宮(壮麗な姿を見せるマドリードの王宮)
18 世紀にフェリーペ 5世が建設を命じ、カルロス3世の代に完成した、部屋数約2800もの宮殿。
・馬車道博物館
・プラド美術館は(月)のため休館だった。
・午後 自由行動 ブラブラと‘14000歩’も歩く。
・夜 フラメンコ・ディナー&ショー
PM9:00より、‘タブラノ・フラメンコ’で、1時間半のディナーショー。
男性の踊り手の‘足のステップ’が、見事だった。
ディナーは ガスパテュ(牛肉)、アイスクリーム、ワイン、水、コーヒー
ホテル(オテル・レジデンシア・フロリダ・ノルテ)泊
● 第3日目(8/28)
♪今日の予定♪
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出発まで自由行動 オプション:トレド観光
夜:列車(ファーストクラス寝台車)で8時間、アンダルシア地方の古都グラナダへ
車中泊
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▼9:00AM ホテル・ロビーに集合し、オプションで、‘トレド観光’
・タホ川が周りを囲むトレド ・トレド大聖堂
・トレド迷宮都市 ・グレコの家
マドリッドから約1時間と近いため必ずといってよいほど訪れる観光地。途中休憩1回で、トレド街道へまっしぐら。
スペインの歴史を凝縮した迷宮都市
タホ川が周りを囲むように流れる小高い丘にある城壁に囲まれた街、トレド。
☆世界文化遺産☆に登録。
[観光スポット] 大聖堂、タホ川展望台、トラシント教会、サントメ教会、サン・マルチン橋、サン・ファン・デ・ロス・レイエス修道院、太陽の門、ビサグラの門、ソコドール広場
#トレド大聖堂 カテドラル、サントトメ教会
@モサベラ様式=Mozarabe 711年のイスラム教徒侵入後、その支配下にも生き延びたキリスト教徒たち(モサラベ)の美術ないし美術様式。
9世紀に迫害を受けた「モサラベ」たちはキリスト教圏に亡命し、そこにアラビア様式をもたらした。
トレドの大聖堂」は立派なもので、世界で3番目の大きさを誇る教会と言われています。
第一は誰でも知っているヴァチカン市の「サン・ピエトロ教会」
第二はイギリスの故ダイアナ妃が結婚式を挙げた「セント・ポール教会」
第三番目がスペインの「トレドの大聖堂」といわれています。
#グレコの家 16世紀の画家、エル・グレコが愛し、数多くの作品がいたるところに残る芸術の街でもある。
▼午後は、昨日休館だった「プラド美術館」へ行く。
世界有数の美術館、じっくり見て歩くと、1~2日はたっぷりかかる。
入り口にはベラスケス像がお出迎え。
「プラド美術館・別館」で、ピカソの‘ゲルニカ’を観る。
ゲルニカ
パブロ・ピカソが1937年に描いた作品。
とても大きな作品(349.3×776.6cm )でした。
私は強烈な印象を受けたのです。
色がなく全てモノトーンで描かれています。
ゲルニカとは、ナチスドイツの爆撃を受けたゲルニカの町のことです。
恐怖と戦慄、 肉体に刻まれた痛みと悲しみ、 そして叫びと怒り。
「戦争と暴力を告発した時代の黙示録」 です。
@お土産に‘ゲルニカのポスター’を買ってきました。
▼・夜 夜行列車で、グラナダへ
● 第4日目(8/29)
♪今日の予定♪
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・朝 グラナダ市内観光
・昼 パエリャ料理の昼食
・午後 自由行動
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朝:グラナダ着
10分遅れで、8:15AMにグラナダ到着
バスで、ホテルミゲルへ
グラナダの中心にある小さなホテルだが、きれい。
朝食をとり、グラナダ市内観光とアルハンブラ宮殿へ
昼:パエリヤ料理の昼食
午後:自由行動 迷路のような旧市街を散策、イスラム文化が色濃く残るアンダルシア地方のエキゾチックな魅力を楽しむ
グラナダ泊
#グラナダ市内観光
グラナダの町は、雪解けの水を利用しているので、水道水は飲むことが出来る。ミネラルウオーターなら‘ランハロン’が良い。
グラナダは、アルハンブラ地区、アルバイシン地区(危険地帯)、新市街区に区分されている。
アンダルシア地方は、太陽の光を跳ね返す真っ白に塗られた家が特徴。
# アルハンブラ宮殿観光 日本語の達者なスペイン人ガイド
▼アルハンブラ宮殿(アラビア語で「赤い城」の意。)
光と水と緑に彩られたイスラム文化の傑作
至るところに噴水や池が配されている宮殿
13世紀のアルアマール王によって建設
16世紀のスペイン・ルネッサンスを代表する建築物である「カルロス5世の宮殿」。
メスアールの宮殿、コマレスの宮殿、ライオンの宮殿など、アルハンブラ宮殿の心臓部ともいえる「王宮」。
池と緑、花を配した「パルタルの庭園」など、見どころが盛りだくさん。
まさに、スペイン・イスラム文化の最高傑作といえる。
大使の間
▼ライオンの中庭(無限のシンボル)
中央に12頭の石のライオンにささえられた噴水があり、
四方は、大理石の柱力が林立する回廊にかこまれています
昼は‘パエリャ料理’
サラダ、パエリャ、デザート、ハブーゴ(生ハム)
量が多い
#午後 自由行動。 夫が熱を出し、ダウンした。
ツアーで知り合った方3人でグラナダの中心地をぶらつく。
グラナダは昼間(1:00~5:00)は、太陽がギラギラ照り付けていてデパート以外はみんな‘シエスタ・タイム’となる。
5:00すぎより活気ずいてくる。
8:00PMまで明るいので、ショーなどは9:30PMからの開演が、多いのです。
▼タブラオで、フラメンコのショーを見る。
グラナダのホテル(ホアン・ミゲル)泊
● 第5日目(8/30)
♪今日の予定♪
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グラナダ → バルセロナ 出発まで自由行動
夜:空路でスペインの港町バルセロナへ
バルセロナ泊
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● 第6日目(8/31)
♪今日の予定♪
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バルセロナ滞在
午前:バルセロナ市内観光(ゴシック地区、カテドラル、王の広場、聖家族教会、スペイン村等)
午後:自由行動 ランプラス通り(バルセロナ市民が愛する憩いの場、約1キロに渡って花屋や果物屋の露店が並び、陽気で開放的なバルセロナの素顔と出会える)
バルセロナ泊
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9:00出発
▼・グエル公園
カエルみたいな生き物が階段の手摺りになっている。
モザイクの彫刻やベンチが、可愛くて、おとぎの国のよう。
アントニオ・ガウディの不思議世界が、公園内にはガウディの世界が広がる。
作品がところどころに置かれたオブジェや、キノコを思わせるあずまや、波打つベンチ、斜めになった回廊
・モンジュイックの丘
港を見下ろす市民の憩いの緑地公園
バルセロナの街の西南に位置する港を見下ろす小高いモンジュイックの丘(213メートル)。
1992年のオリンピックにむけて、市をあげて工事中だった。
・バラボアス通り
・聖家族教会
天を突き威容を誇るガウディの未完の傑作
▼今もなお建築中の聖家族教会
聖家族教会(Sagrada Familia)は、ガウディが34歳のときに、師ビリャルから引き継いで建築を進めた建物。
以後、ガウディは死ぬまでの大半をこの建設に費やしたが、彼が完成させたのは、キリスト降誕の門と後陣の外壁、地下聖堂だけだった。
この門は、望徳・信徳・愛徳を表現した彫刻や彫像でおおわれるように装飾され、その高さとともに見上げる人を圧倒する。
塔の上部は展望台になっており、バルセロナを一望できる。
私も登ってみました。エレベーターに乗り、あとはやっと一人が通れるほどの螺旋階段でした。
現在も未完のまま、彼の死後100年以上を経てなお建設が進行中で、その完成は100年後とも150年後ともいわれている。
・町の中で解散、自由行動。
・カサ・ミラ(1906-10)
ミラの家と呼ばれる六階建ての集合住宅で今も人が住んでいる。
一階と中二階が店舗と事務所になっている。
波のようなファサードは、地中海の波を表し、テラスには海草のデザインが、施されている。
・カーサ・ミラの屋上
宇宙人の顔のように見える屋上の換気塔がおもしろい。
すっかりバルセロナで‘ガウディ’に魅了されてしまった。
・ミロ、カタロニア、ピカソ美術館、ラングラス通りを楽しみ、デパート エルコルテ イングレスで買い物をしたりした。
・注意事項としては、水はしょっぱいので飲むなということでした。
● 第7日目(9/1)
♪今日の予定♪
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バルセロナ → 成田 出発まで自由行動
午後:空路帰国の途に
機中泊
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ホテルから町を見下ろす。
● 第8日目(9/2)
午前:成田着
@すっかり‘ガウディ’の世界に魅せられ、アルハンブラ宮殿の往時の繁栄に度肝を抜かれ、ピカソの‘ゲルニカ’で、戦争の残虐さに思いをはせ、それでも明るい人々、そして‘パエーリャ料理’が、気に入り「鍋」まで買ってきた、思い出深いたびでした。
● スペインメモ
時差・・・日本より冬季で8時間 , 夏季で7時間 おくれ
通貨・・・ペセタ 2002年1月1日より通貨の単位はヨーロッパ共同体加盟国の共通単位「ユーロ」となりました。
食事時間・・・「スペイン人は食事と食事の間に働く」
バール・・・バールとはビール、ワイン、ソフトドリンク、コーヒーなどの飲みものに「タパス」というオードブル風の手軽な料理が食べられる立ちぐいの店のことです。
カウンターにはいろいろな「タパス」を盛った大皿が並んでいて、注文すれば小皿にとりわけてくれます。
たとえば、いわしの酢づけ、酢ダコ、エビの塩焼き、トルティーヤ(スペイン・オムレツ)ムール貝の蒸し焼きなど、日本人の味覚にあうものも沢山ありました。
スペイン料理・・・アストゥリアス地方 バスク地方 バレアレス諸島 カナリア諸島
各地方の飲み物・・・アペリティフ テーブル・ワイン 食後酒 セルべサ(ビール) その他のアルコール
ナイト・スポット・・・Tablao Flamenco フラメンコ・ショーを見せるところで飲みものだけ、または食事をしながら、どちらでも楽しめます。
おもな土産品・・・毛皮、皮製品、骨董品、陶器、各種民芸品 陶器人形で有名なバレンシアの「ヤドロ」(Lladro)
● お土産
ゲルニカのポスター
額装しました。
この旅で‘ゲルニカ’に遇えたことが一番の収穫だったのではないかと思います。
パエリヤパン(直径30cm)
● 情熱スペイン料理
パエーリャ
八世紀のはじめにスペインへ侵入したイスラム教徒たちは、建築や教育面でスペイン人に大きな影響を与えたほか、食生活にもかなりの変化をもたらした。
彼らがスペインへ持ってきたお米やサフラン、アーモンド、砂糖きび、ナツメッグ、レモン、ビター・オレンジは全て新しい土地になじんだ。
お米とサフランはバレンシア地方で栽培されるようになり、様々な米料理が生まれた。
パエーリャは、パエーリャと呼ばれる平らたいフライパンに似た丸い鍋で作る米料理で、バレンシアで生まれた。
日本のちらし寿司のように、具を帰ることによってバラエティに富むパエーリャが楽しめる。
基本的な作り方
パエーリャ鍋で、熱したオリーブ油の中でニンニクを炒め、具を一種類ずつ加えて焼くか炒めて取り出しておき、最後にお米を炒めます。
これにサフランいりの黄色いスープを加えて粘りが出ないように少しずつかき混ぜながら煮ます。
水分がなくなり、お米が柔らかくなったところで、先ほどの具をご飯に押し込むようにして飾ります。
ここで、アルミ箔かなにかで蓋をして、中火のオーブンに入れるか、弱火のレンジでむらして出来上がり。
スープの材料
チキンスープ5カップ、1/4に切った玉ねぎ1個、白辛口ワイン大さじ3杯、月桂樹1枚、パセリ2枚、ローズマリー2枝、サフラン小さじ半杯~1杯、
これらを15分ほど煮る。漉すと4カップ半のサフラン・スープが出来上がる。
塩を入れる場合は加えておく。
お米2カップにこのスープを加え、水分を蒸発させながら煮る。
スペイン人は‘兎の肉’を使います。
ミックス・パエーリャ
オリーブ油大さじ3杯、ニンニク(粗みじん切り)2片、骨付きチキン500g、大正えび8尾、アサリ20個ぐらい、ムール貝4個、赤ピーマン(細く切る)小1個、インゲン20本ぐらい、米(洗わない)2カップ、飾りとしてローズマリー1枝、
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